夫の故郷・大分から宅配便が届いた。
もう父母が暮らしていない故郷。
父母からの小包が届いたときの気持ちが蘇る。
送り主は、帰省時にいつも泊まる宿のおかみさん。
お手紙と、秋に出来た干しシイタケと、ふるさとの新米。

こころがほころぶ。

おかみさん、コロナ禍でご自分の宿も大変だろうに私たちを心配して、今年3度目のふるさと便
いつも胸が熱くなる。
もう故郷の山は、真っ赤な紅葉だそう。

昨日は、笑顔になることがもう一つ。
宅配便をもらっていたら、ブーーーーンと郵便局のお兄さんが登場した。
宅配便のお兄さんにスマホを差し出した。
宅配便のお兄さんが『あぁっ！』とスマホを受け取り、お礼言う間もなく、郵便局のお兄ちゃんは、ブーーーンと弧を描きＵターンし、去っていた。
さっき、一緒になった配達先で、スマホを忘れたのを届けてくれたそうだ。
全く知り合いでない者同士だそう。
郵便局の兄ちゃん、かっこよすぎっ
世の中、善意で支えられている
温かい気持ちになった一日だった。

一日一善。

私も、おかみさんに気持ちを返そう